2025.5.30
2025年、山崎文栄堂は皆さまのお陰様で創業105年となりました。約30年前にアスクルサービスが世に出て、三代続く家業の文具店を閉じ、現在は次のステージに向かって、全国4万社のお客様とのご縁を頂いています。
そんな私たちは現在、本業をさせて頂くことと同じ熱量を持ちながら、社員全員で社会貢献にも取り組んでいます。会社が社会貢献に取り組むことは、いまや特別なことではなくなってきました。ですが、それを「社員全員で」「本業と一緒に」実践している企業は、まだ決して多くはありません。
山崎文栄堂では、全社員が主体的に社会貢献活動に参加し、日々の業務と同じくらい真剣に「世のため人のためになること」「美しい日本を未来に繋ぐこと」に向き合っています。その背景には、私たちが大切にしてきた“共に育つ”という考え方、そして、7年前から参画しているヒーローズクラブ・豈（やまと）プロジェクトとの出会いがあります。
山崎文栄堂が大切にする“共に育つ”という考え方
山崎文栄堂が大切にしている価値観のひとつに「共に育つ」という考え方があります。これは、会社の成長を“誰か一部のリーダーや社員”に任せるのではなく、社員一人ひとりが自らの役割と可能性に気づき、仲間と協力し合いながら成長していくという考え方です。
仕事とは、単に成果を上げると同時に「人として成長する場」であり、「世のため、人のための役に立つ喜びを感じる場」。そうした考えが、日々の業務の中に自然と浸透していった結果、社員全員が「社会に貢献したい」と心から思える土壌が育まれていきました。
「共に育つ」ことを実現するために、山崎文栄堂では日々チームでの共有、1対1の対話の時間などを大切にしています。愛情を込めてフィードバックしたり、役職や年齢に関係なくお互いの気づきを共有することで、自然と「自分だけでなく、誰かのために行動する」という意識が芽生えていくのだと感じます。また、この考え方はお客様に対しても同じで、ただ単に売り手・買い手という関係性ではなく、信頼関係の中でお客様と共に成長していく、ということも、社員が共通して意識していることのひとつです。
社会貢献は、誰か一人の“使命”ではなく、社員全員が“自分ごと”として取り組むもの。それを可能にしているのが、山崎文栄堂が大切にしてきた、「共に育つ」という文化かもしれません。
ヒーローズクラブへの参画がもたらした変化
志経営を実現する経営者の学び舎「ワールドユーアカデミー」から、日本全体を良くしていこうと生まれたのが「ヒーローズクラブ」という中小企業のチームです。山崎文栄堂は10年以上前からワールドユーアカデミーで志経営を学んでおり、ありがたいことにヒーローズクラブ発足当初から活動に携わってきました。
ヒーローズクラブは全国の志高い中小企業が集まっており、実際に活動に参加するようになると、他の企業の仲間と協力して行う農業体験、みんなで学ぶ勉強会、全国での公演会など、普段の業務とは違ったかたちでの「人の役にたつ喜び」を一人ひとりが感じるようになりました。
もちろん、社員全員がはじめから活動の全てを理解していたわけではありません。社長の山崎をはじめ、まずは幹部が取り組む姿勢を見せてくれたこと、その結果として人生が豊かになると同時に、お客様に選んでいただくことが増えたり、時にはお客様とも仲間として共に成長するという体験を通して、活動は“会社の一部”ではなく、“会社そのもの”に広がっていきました。
ヒーローズクラブとの出会いは、私たちに「社会貢献は特別なことじゃない、志ある仲間と一緒に取り組めばどうせ無理を超えられる」ということを教えてくれたのです。
豈（やまと）プロジェクトで体感した日本の精神と未来への想い
ヒーローズクラブが具体的に活動している「豈（やまと）プロジェクト」では『農業』『教育』『文化』『経済』の4柱を軸に日本の歴史や精神性の素晴らしさを未来を担う子どもたちや、これからの時代をつくる大人の皆さんに拡げています。
山崎文栄堂の社員も、実際に自然農をおこなう畑へ行って地域の農家さんと共にお米作りをしたり、地域の小学校で和太鼓演奏をさせて頂くなど、たくさんの体験経験から、普段の生活では感じることのない「日本人としての誇り」「未来に繋ぐ喜び」に何度も気づかされてきました。
そして、その想いを皆さまに直接届けられるのが、全国でおこなっている豈プロジェクト公演になります。豈プロジェクト公演は、日本人の魂を復興し、喜び溢れる楽しい国を取り戻すために日本人にとって大切な和の心を、中小企業の経営者自ら、講演や和太鼓演奏を通じてお届けするプログラムです。愛国心や農業の大切さ、かつて寺子屋で行われていた教育など、古来より大切にされてきた日本の精神性を、魂に響く和太鼓演奏とともにお届けしています。
8月6日(水)豈（やまと）プロジェクト渋谷公演開催！
来たる8月6日(水)、豈プロジェクト渋谷公演を開催させていただくこととなりました。渋谷では今年で3回目の開催となります。
私たち山崎文栄堂も渋谷で100年以上お世話になっていることから、ぜひ渋谷に恩返しができたらと、これからも本業と並行して、全社員で社会貢献活動に取り組んでいきたいと思っています。渋谷の地から、日本を元気に！発信してまいります。
公演では特別ゲスト、表博耀（おもて ひろあき）氏による特別講義や創生神楽特別ステージもございます。私たち山崎文栄堂の社員も、心を込めてこの舞台に立たせていただきます。ぜひ、お仲間と共にお越しいただけましたら幸いです！
▼チケットはこちら
2025年8月6日（水）14:00～17:30
※終了時間は変更になる場合があります。
受付時間：13:00～13:45
会場：さくらホール（渋谷区文化総合センター大和田）
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町２３−２１