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『会社』は スキルを磨く場所からさらに、⼼の豊かさを育む場所へ

2025.2.27

『会社は何をする場所ですか?』と聞かれたら、皆さんはなんと答えますか?


会社は『仕事をする場所』と答える方が多そうですが、他にも『創造性を発揮する場所』・『サービスを提供して売り上げを作る場所』など、さまざまあると思います。


以前の山崎文栄堂であれば、会社は『仕事をする場所』に加え『成果を出す場所』と認識していた社員は多かったと思います。ところが、2018年ごろから、『心の豊かさを育む場所』へと変わってきました。


今回は、山崎文栄堂どのようなプロセスを経て変化してきたかをご紹介します。



2. 何のために仕事しているのか?

ここに令和5年度の内閣府がまとめた、国民生活における『働く目的について』の世論調査があります。そもそも『働く目的は何か?』について、以下の回答結果となりました。


引用:令和5年度 内閣府 国民生活に関する世論調査


昨年に続き、一番多かった回答が『お金を得るために働く』の64.5%。前年よりも微量に増えました。お金を得る、つまりは、収入を得るという目的のための仕事の認識が半分以上

という結果が見えてきました。



 転職の理由の1位も『お金』が理由

もう1つ一緒に見ておきたいデータとして、転職サイトの「doda」が2023年7月~2024年6月の1年間に転職した人に、転職理由35項目の中から該当するものを「複数回答」で選んでもらったところ転職理由の1位も『お金』や『収入』に関わることでした。

引用:転職サイトの「doda」が2023年7月~2024年6月調べ


『お金』ももちろん大事です。なので、お金を稼ぐことや収入を得ること、さらに収入を増やすということも大事なように思います。


しかし、「お金」を持つことが「豊かさ」を認識する指標のような価値基準が世の中に広がっているように思います。そして、「さらに」とか「もっと」増やそうという気持ちが湧き、本来望まない終わりのないラットレースに自ら入り込み、その中で違和感を感じている方もいらっしゃるかもしれません。


そこで今回のお話では、お金の豊かさから心の豊かさに気づいたきっかけの3つをお伝えします。


ちなみに山崎文栄堂も丁度、10年ぐらい前まではお金の豊かさを仕事の目的に重ねていました。ところが、10年ほど前から『お金に変えられない体験』を重ね、豊かさを感じる要因はお金だけではないことに気づきました。



 心の豊かさを育む3つ体験

1つ目、 社長も幹部も社員も『一緒に学び、成長する体験』

山崎文栄堂では、社長も、幹部も、一般社員も、パート社員もみんなで時間や場所を共有して一緒に学びます。一般的には、経営者だけが、経営者だけの集まりに参加して学ぶ、もしくば、社員は仕事のスキルアップに直結している学びを中心に教育することが普通だと思います。



今では、『志経営』を学ぶ仲間のコミュニティ『ヒーローズクラブ』に参画して、

主催企業のワールドユーアカデミーが企画する、屋久島での山登りや、カナダでの大自然の中を冒険する旅、北極のファーストネーションの方との文化交流など通じて、

「何のために生まれてきたのか」を探求する機会を頂いています。


学びの中で「自分の生まれてきた『使命』がもしあるとしたら何か?」に意識を向けると

『人の役に立ちたい』『喜んでもらうことを増やして貢献したい』という気持ちが社員の

中から、育まれていっています。

2つ目、真実の情報を得て、智慧を育む

中小企業から日本の未来を良くしていこうと、ヒーローズクラブのメンバーを中心に運営している一般社団法人日本中小企業経営審議会では、2024年から『智慧のある生き方プロジェクト(以下、「智慧プロジェクト」という)』を展開。会社を教育現場の寺子屋に見立てて、普段、メディアでは触れないけれど、国民全体に影響している情報を集め、シェアをしています。


例えば、私たちが普段何気なく食べている野菜やお米がどのようにつくられているか、

また、保存が効くように創られている食べ物のからくりなどを、智慧プロジェクトでは

シェアしています。


たとえば、昨今、日本では男女ともにガンになる人が増えています。食べたもので体がつくられているとしたら、ガンの要因の1つに食べているものの可能性は想像ができます。


食べものの利便性を追及した結果、長く保存ができ、美味しく食べられることを実現するために、化学的に作られたものを添加しています。ところが添加されたものが一旦体内に入ると、(※わかりやすく伝えるための表現として)異物として認識されます。この異物を出すためには体の中のミネラルが必要ですが、現代の日本人はミネラルが不足していると言われています。


過去にノーベル賞を二度 受賞したポーリング博士は

「どんな病気でも例外なくすべてがミネラルの不足に辿り着く」と言っています。


このような情報を共有した時に、自分も家族、社員を大事にしたいと思うと、

どのようなものを食べていきたいか、単に価格が安いものを食べる、早く提供されるものを食べること以外の選択肢があることに気づいていきます。この選択肢が、それぞれの世界観を広げ、ものの見方がが変わり、選択する体験が心の豊かさに繋がって行きます。


3つ目は、農業とのつながりが人生を豊かにする

参画しているヒーローズクラブでは、有機や自然農法の農家さんと直接つながり、野菜やお米を買わせて頂いています。また、人手が必要なお米の種まきや袋詰め、耕作放棄地の草を刈ってお茶畑を再生したりして、県外から地域に伺ってつながり、助け合う農的な関係人口の増加にも繋げています。地域との継続的な関わりが増えることは、自分にとっての『第二のふるさと』ができたようで、安心感と、思いを馳せる先のある幸せにも繋がります


最後に、会社の全員で同じように学び、成長をする生き方に変わっていったプロセスを

千葉テレビにて取り上げて頂きました。成長しあえるフィールドができるまでのありのままのお話です!是非、ご覧ください!


いかがでしたでしょうか?


これらの心の豊かさを育む3つの体験は、すべて会社という場所を通じて体験させてもらっています。社長も、幹部も、一般社員も、パート社員も一緒に体験することで、お互いの気づきの変化から成長が感じられ、このことは普段の仕事の中でも、思いやりや助け合い、団結力に影響し、日々お仕事を通じても、心の豊かさが育まれ続けています。


会社を通じて、心の豊かさを育む体験にご興味がありましたら、『智慧プロジェクト』体験勉強会が定期的に行われているので、是非お問い合わせください!


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