山崎文栄堂は2022年5月に移転することにしました。今回からいくつかに分けて移転までの道のりをブログに書きたいと思います。
移転についての動画はこちら
2015年5月に山崎文栄堂は創業の地の渋谷から東京都目黒区青葉台に移転しました。
目黒区青葉台で過ごしてきたこの7年間で会社は大きく生まれ変わりました。
ちょうど売上至上主義だった会社が志経営にシフトし、会社としてのあり方や考え方が大きく変ったタイミングでした。
企業におけるオフィスの役割はとても重要だと私たちは思っています。山崎文栄堂ではオフィスをフィールドと読んでいますが、フィールドそのものは生き物と同じで、会社の全員で育み育てていくものだと考えているからです。フィールドはその会社の写し鏡であり、あり方や考え方がそのままオフィスという顕在化したものに反映されると思います。
私たちはそれまでの考え方を捨て、2016年に「幸せな社会を創り拡げる」という志を掲げました。そして言動と行動を一致させていく取り組みが始まりました。
その1つがオフィスづくりでした。
「幸せな社会を創り拡げる」が、つまりどういうことなのかを表現する始まりでした。
まず「幸せな社会」って何だろう?それってどんな社会なのかを探求すべく、世界幸せな国ランキングの上位にあがり、日本に次いで2番目に王室の歴史が長いとされるデンマークへ視察にもいきました。また、そのころから登山研修などのフィールドワークも始まり、自然に戻ることがいかに大事かということを体験を通して学んでいました。それはとても幸せにつながることでした。
このように、なにか正解があるわけでもないものを社員と一緒に造ってきたのが、今のテントのあるオフィスです。