お仕事をする場所がオフィスにとどまらず、自宅やカフェなど多様化している中で、お客様に現状の様子を伺うと、オフィスに出社されている方も多いように思います。
通勤や移動中は、口を覆うことも多くなっており、生活環境も変化する中で、お仕事をしているときは、少しでも体がリラックスできたらと思い、今回は『香り』をテーマにお届けします。
目次
|オフィスづくりのテーマは『集中とリラックス』
|自然の要素を取り入れたオフィスづくり
|初めて取り入れた『香り』との出会い
|さわやかに香る「森」の香り
|まとめ
●オフィスづくりのテーマは『集中とリラックス』
2016年、幸せな国ランキングの上位にあがるデンマークへ視察で訪れました。その中で教えて頂いたのが、『深いリラックスが、高い生産性を生む』という考えでした。より居心地がよく、より快適で安心できるオフィスづくりを、企業は事業活動の大事な1つとして取り組んでいました。
当時、生産性といったら効率よく、無駄な時間をなくすことをずっと考えていた私たちにとっては衝撃的な学びでした。ところがよく考えると人を大切にするというとても納得できるお話でした。
そして帰国後、山崎文栄堂では『幸せな社会を創り拡げる』というビジョンから考え、『集中とリラックス』をテーマに『毎日会社に来るのが楽しくなるようなオフィスづくり』をはじめたのです。
●自然の要素を取り入れたオフィスづくり
山崎文栄堂では年に2回から3回、八ヶ岳、屋久島、北海道、時には海を超えてカナディアンロッキーの大自然の中で、冒険をしながら、チームビルディングなどを目的とした研修へ参加をしています。大自然になじみのある私たちにとって、自然の中で話し合う空間は特別なものです。
そのときの様子をそのままオフィスにも取り入れて、芝生エリアをつくってテントを立てたり、特別なスピーカーによって森のそのままの音源を流して、リアルな森の中にいる空間づくりも行っています。
●初めて取り入れた『香り』との出会い
オフィスづくりの中で、まだ取り入れていなかったのが『香り』でした。『香り』は人それぞれ好みがあって、全員が良いなと思う香りを見つけるのはむずかしいのではないかと思っていました。ところが先日、ご縁をいただき株式会社生活の木さんからアロマオイルの香りのお話をいただき、考えが変わりました。
生活の木さんをご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、初めての方にもわかるように、私からご紹介をさせていただきます!
株式会社生活の木さんは、アロマテラピーやハーブのパイオニア。アロマオイルやハーブティーを日本人の生活の中でも、身近な存在となることに非常に貢献されてきた企業様です。自然由来のオリジナルのアロマオイルやハーブティーはもちろん、食品、ヘルスケア用品などオリジナル商品が魅力的です。特に表参道にある本店のお店は癒される空間で、おススメです!生活の木さんの企業のあり方や考え方がわかる、こちらのサイトも是非ご覧ください。
▼こちらのURLからご覧になることができます▼
https://corp.treeoflife.co.jp/ethical/
生活の木さんへは、私たちが当初むずかしいのではと感じていた点も相談しました。
その点を踏まえて、ご提案をいただいた内容が安心できたので、今日はみなさんにも、取り入れたアイテムのことや、その後のオフィスの様子もお伝えします。
●さわやかにかおる「森」の香り
社内になじむ香りとして、おススメいただいたのが、「ブレンド精油 ナチュラルフォレスト/Natural forest」です。使われている精油は樹木系のサイプレス、シダーウッド、フランキンセンスの自然の樹木から抽出したエッセンスがブレンドされているアイテムです。
山崎文栄堂では、チームビルディングの研修で山の森の中を歩くのですが、オイルの香りを嗅いだ時に、仲間と森の中を歩いているときの木々の香りを思い出しました。あの時の楽しいなと感じたことや、みんなとつながって嬉しいなという気持ちを思い出し、心が和らいでいく感覚がありました。
また、香りが体に与える影響も調べてみました。人間の五感の中で唯一、「嗅覚」だけが大脳辺縁系と直接つながっているといわれています。大脳辺縁系は、喜怒哀楽の感情や食欲、睡眠欲・意欲など人間の本能や記憶、自律神経に関わっている大事な機能です。これらの機能からも、香りが体に与える影響が大きいと言えるのではないでしょうか。良い香りを嗅ぐことで、前頭葉も活性化し、やる気が高まったり、リラックス出来たりします。
一方で、『香りに慣れる』という感覚をもったことのある方も多いかもしれませんが、香りは周りと同化しやすいため、「臭い」とおもったものでも、時がたつと慣れてきます。ところがそれは、嗅覚が鈍化しているだけで、脳はダイレクトに影響を受けていることになります。
ですので、いつも良い香りに包まれていることが、自律神経や脳の機能にも良いことにつながっていると考えてみるのはいかがでしょうか。
●実際にオフィスに入れてみて3か月経過しました
オフィスの広さにあわせて香りの量を調整し、ほんのり香る設定で3か月が経過しました。
私たちは生活の木さんからおススメいただいた、エッセンシャルオイルを霧状にして拡散させることができる『アロモア』というオイルディフューザーを使用しています。側面が木目調で、私たちのオフィスの雰囲気とも合いました。ちなみに、山崎文栄堂のオフィスでの使い方は、80平米の広さの空間で1台で使用しています。
また、ディフューザーの電源スイッチを毎朝オンにしているのですが、スイッチを入れると森の香りがひろがり、あの嬉しかったり、ワクワクしたときの体験を思い出しながら体のスイッチもオンになるような良い習慣にもつながっています。日中は香りもナチュラルに溶け込み、気持ちも和らぐので香りのおかげで集中できているようにも思います。
社内のメンバーは、どう感じているか話を聞いてみました。
「主張があるわけでもないけれど、ほのかに香ってくる。今まで香りがなかった時に比べて、深呼吸をしたくなるような環境になったと感じます。」
「香りが馴染んでいて、さわやかな気分になる。テントで流れている音楽(自然の音)と交わり、和やかな気持ちになる。」
「匂いがきついと頭が痛くなってしまったりする事もありますが、生活の木さんのアロマの香りはとてもリラックスできる香りだと感じています。香りひとつで、肩の力を抜いてリラックスのできる空間に変わったと思います!」などと、好評の様子です。
●まとめ
今回は、山崎文栄堂で取り入れた、『香り』についてお伝えしました。人間は五感を使って身の周りにある、あらゆる情報を得ています。その時に、できるだけ体にとっても優しい情報に触れていることで、安心できたり、集中できたりすると仕事の質も変ってくるように思います。一緒にはたらく仲間を思いやり、香りのエッセンスを活用してみてはいかがでしょうか。
今回、ご紹介させていただいた生活の木さんのアイテムについてのお問い合わせは以下のURLよりご連絡頂けましたら、こちらからもご連絡します。
★お問い合わせ先URLより
「アロマの件でお問い合わせしました」と記載をお願いします★