山崎文栄堂の伊藤です。当社が参画している「豈(やまと)プロジェクト」では中小企業経営者が中心となって日本の未来のために活動をしています。その活動の中で農業復興の取り組みを行っており、これまでもお米やお茶の有機栽培への取り組みをしていましたが、2025年から新しく自然農の取り組みを始めました。
今回実際にヒーローズクラブの自然農の体験をさせていただいた私から「自然農でどのような活動をしているか」、体験をお伝えさせていただきます。
自然農を始めたきっかけ
新卒で渋谷の営業会社である当社に入社したので農業とはまったく関係のない生活を送っていましたが、豈プロジェクトの半農半Xという取り組みで2022年に1年間お米の有機栽培に挑戦させていただきました。半分は東京で仕事をして、半分は地方で農業をするという生活を送りました。1年限定の取り組みでしたが、有機農業に関わることで農家さんの想いや、自然循環について学ぶことができて、食事の選択も変わりました。2022年はまだ子どもも小さかったので、食について学ぶことができたのは本当に良かったと思っています。
また実際に取り組んでみて有機農業の大変さも体験させていただき、想いを持って生産している農家さんは本当にすごいし、存在がありがたいなと感じています。
農家さんを応援していくことと同時に日本の農業や健康を守るために、自給できるということも大事になってくることを学びました。本格的に農業をやっていくには、機械や肥料や時間など多くのコストが発生しますが、機械も肥料も使わずに自然の力で栽培する自然農があるということを知りました。2025年から豈プロジェクトで自然農に取り組み始め、鹿児島県屋久島でもスタートするという話があり、やってみないかと声をかけていただき、挑戦をさせていただくことになりました。
屋久島という雨の多い特殊な土地で自然農のことも話を聞いていただけなので、作物が育つのか、という不安も持っていました。それでも、ここで挑戦して身に着けたことは必ず将来誰かの役に立つという確信を持っていたので、話をいただいたときはとても嬉しかったです。
初めての自然農挑戦!
現在、私は鹿児島県屋久島に月1回通い、もともと畑ではなかった場所での栽培に挑戦しています。手を入れる前はこのような状態でした。
一面雑草だらけですが、これをすべて刈り、野菜の種まきや苗植えを行いました。
そしてこれが現在の様子です。
私は野菜の栽培に関しては素人で、屋久島に来るのは月1回で、水やりも行わずに自然に委ねていたので、育っている姿を見たときは嬉しさと驚きがありました。
自然とともに育てていく、ということがとても面白いです。
今はまだ始めたばかりなので、様々な試行錯誤をしています。例えば、敷地内には日陰が多いので、木の枝を切り落とすような作業もしています。手を入れていくと陽当りがよくなり、風の通りもよくなります
同じ敷地内でも土の質、陽の当たり方、水はけ、風通りの違いがあり、場所によって育ちやすい作物も違います。近くに植えると相性の良い野菜、悪い野菜なども存在します。どうやったら、そこに住む生き物も植物も喜び循環していくかということを考えるために、今は勉強もしています。自然の営みを知ることは、生きていくために大切なことの一つだと感じています。
13年前、オフィス通販サービスがメイン事業だった会社に入社して、のこぎりやチェーンソーを使うような人生を送るとは思っていませんでした。でもこのような体験ができることはとても嬉しいです。社会人になって、社会のマナーや営業スキルなど会社の中で必要なことを学んできましたが、生きていくために必要な智慧や技術を身に着けていくことで人生もより豊かになっていきました。
未来に向けて実現したいこと
昨年秋に始まったばかりの自然農ですが、1年後2年後には今より良くなっているということに関しては自信があります。そして体験を通して得たものを、多くの人へ広げていきたいと思っています。実は東京でも自然農ができる場所はあります。企業の中に野菜を育てることができる人が何人かいたら、その会社の社員や家族を守っていくことにも繋がっていくはずです。未来、たくさんの中小企業の方々と一緒に自然農で作物を作っていきたいと思っています!
そして、まずは小さなことから始めたい、知りたいという方向けに「智慧のある生き方プロジェクト」という勉強・体験会を随時開催しています。私は、まずは現状を知ることで、行動を変えたいと思うようになりました。是非、皆さんと一緒に学んでいけたら嬉しいです!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
このブログを書いた人:伊藤平