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日本の食文化を「ふるまう」 入社16年目の営業マンが和食料理人への挑戦

2025.8.8


こんにちは。山崎文栄堂で社会人をスタートして、仕事を始めて16年が経ちました。

これまで営業として法人相手のお客様に喜んでいただけるよう仕事にしてきました。

たくさんの方々と出会い、ありがたいことにたくさんの経験をさせていただいています。


入社して16年の中でたくさんの変化を体験しています。

山崎文栄堂も私が入社した時は、自分たちの利益のみを追い求める売上至上主義のゴリゴリの営業会社でした。

それが10年ほど前からは自分たちの事だけでなく、社会や、世界に貢献し役に立っていく志経営にシフトチェンジをしました。


志経営は、社長一人で思っていても実現することはなく、志を持つ人たちが共鳴し合い、

共創することで、真の“ワンチーム”な会社が生まれること。


同じ志を持った中小企業の経営者と共に、「農業・文化・教育・経済」など、

日本の社会課題に対して具体的に行動をしていく会社への道を、

今歩んでいます。




1人ひとりの志と挑戦


山崎文栄堂社員も、全社員が志やあり方を共有し、

1人ひとりが志に向かって考え、行動する。

「全員で挑戦してく」という代表の山崎の想いもあり、

社員一人ひとり、全員がこれからの人生をどのように歩んでいきたいか、

私も自分自身と向き合う時間を持ちました。


その中で、浮かんできたのは、食への想い。

「これからの子どもたちが、安心して笑って過ごせる社会をつくりたい」

私が未来描きたい言葉が浮かびました。

子どもたちやその家族が、思い込みや制限のない、安心して笑って過ごせている世の中を実現していきたいという想いがあふれていきました。


子どものころ、母の田舎で親戚が大勢で囲む食卓。

テキパキと楽しそうに料理をする母や叔母たち、料理人だった父の手料理に湧く歓声。

「美味しくたくさん食べてもらいたい」楽しそうに親たちのふるまう姿が今でも心に残っています。


「美味しい料理は人を幸せにするんだ」と感じた原体験が、食の道に進んでみたいという想いがあふれたしました・


農業から広がる私の料理への想い


山崎文栄堂が参加している日本中小企業経営審議会では、自給率の低下や耕作放棄地の増加、農業の高齢化などの課題に、有機農家さんと共に向き合っています。

残留農薬0の奇跡のお米「神宝米」の生産と販路づくり。屋久島の耕作放棄地を再生し、特産品「屋久島茶」の復活にも挑んでいます。これからの自然農法へと歩みを進め、中小企業が支える持続可能な農の仕組みづくりに取り組んでいます。

そんな活動に触れ、私も「自然の恵みを生かして、人を笑顔にする料理をふるまいたい」と思うようになりました。



挑戦を応援をしてくれる社長への感謝


ただ「今から人様からお金を頂くほど料理をふるまえるのだろうか、今から挑戦して大丈夫だろうか」

正直、不安はありました。

料理人になるには、会社を辞める必要があるかもしれないし、これまで築いてきたキャリアを一度手放すことになる。

そんな想いもありましたが、志に向かっていく、これまでの生き方を変えていきたいと強く感じていました。

私が今感じていること、想いを代表の山崎にも真剣にプレゼンしました。

そうしたところ、代表の山崎からも「夜間の調理師学校に通うのはどうか」と選択肢をくれました。

仕事と両立しながら学校に通うという、挑戦する人を応援してくれる会社で働いていることに、改めてありがたいなと実感しています。



こうして、昼は営業、夜は学校という生活がスタート。

限られた時間の中で学ぶからこそ、時間の使い方や体調管理の大切さをあらためて実感しています。集中して仕事する、休む時にしっかり休む。メリハリが大事ですね。



学校で学ぶ日々は、思っていた以上に濃密で、野菜の切り方ひとつにも繊細な技術があり、学べば学ぶほど世界が広がっていきます。

また通う中で、あらためて日本料理の美しさにも触れることができました。四季折々の食材を、その時期に一番美味しい方法でいただく。自然と共に生きてきた日本人の感性が、料理の中にも息づいていることを知りました。日本っていい国だなと改めて感じます。



最近は、お米に強く惹かれています。

どう洗うか、どう炊くかで味が大きく変わる。

そして、どんな具材と合わせて「おにぎり」として届けるか。

“稲穂の国”で育った私たちだからこそ、大切に伝えたい味があると感じています。



これからの想い


「これからの子どもたちが、安心して笑って過ごせる社会をつくりたい」

そんな願いを胸に、まだまだ勉強中の身ではありますが、

一皿の料理で、誰かの心と身体をあたためられるように、親から頂いた「料理をふるまう楽しさ」をこれからも、渋谷という街から、日本の四季や食文化、そして“人の想い”を届けていきたいと思います。




最後まで読んでくださって、ありがとうございました。


会社を通じて、心の豊かさを育む体験にご興味がありましたら、『智慧プロジェクト』体験勉強会が定期的に行われているので、是非お問い合わせください!


体験勉強会の終わりに残留農薬0の奇跡のお米「神宝米」で作ったおにぎりの試食会も行っております。

私も1つ1つ心を込めて握らせていただいています。


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