2019.10.28 山崎文栄堂

屋久島の大自然で学んだ5つの大事なこと

『かおり、屋久島行く?』

 

と当社の専務若狭さんから誘っていただいたのが今年1月。

食い気味に『行きたいです!!』と返事をし、念願の屋久島行きが決まりました。

 

当社では6~7年前からチームビルディングのための研修を屋久島で行っています。数年前からわたしの上司も屋久島に行くことが多く、役員幹部を中心に参加して帰ってくる先輩を見ては「いいなぁ」「屋久島で何してるんだろう?」「みんな良い顔で帰ってくるなぁ」と羨ましがっていたものです。

 

そしてついにこの10月23日~26日、約10ヵ月間楽しみにしていた屋久島登山研修に行ってきました。

 

3泊4日の屋久島登山研修。毎日朝から晩まで楽しくて、登山はもちろん、シーカヤックも、参加されていた各社リーダーのお話もごはんのときも、わたしにとっては毎分毎秒が刺激的で、忘れられない景色をたくさん見ました。

 

今回はわたしの目線で、屋久島に行って学んだことを大きく5つに分けて書こうと思います。役職でいうと、社長からは5階層下の一般社員のわたしが各社のリーダーに混じって見て感じたこと、少しでも伝われば嬉しいです。

 

自然はみんなに平等である

 

 

まずは今研修のメインである登山での学びから。

 

登山前に決めた『楽しいエネルギーを拡げよう』をアウトカムに、5名のチームで太忠岳(1497メートル、山頂には40メートルを越える天柱石がそびえる世界自然遺産エリア内の山です)を登りました。

登山中は晴天・雨・雷・霧とすべての天気を体験し、まるで屋久島からいろいろな表情で歓迎されているような気分でした。

 

それと同時に感じたのは『自然はみんなに平等である』ということです。

 

どんな役職・年齢のひとにも自然は平等に厳しく、優しい。晴天で風が気持ち良いなぁと思ったのも束の間、その5分後には滝のような雨が降ったりするのです。

 

そんな環境でコントロールできるのは自分自身のみ。下ばかり向いて無言で登ることも、チームで声を掛け合って前向きに登ることも選択できる中で、わたしを支えてくれたのはみんなで決めたアウトカムでした。

 

『楽しいエネルギーを拡げよう』というアウトカムを決めていたおかげで、キツイときこそ声を掛け合い、ハイタッチし、時には爆笑しながら、約5時間かけて登頂することが出来ました。

 

山頂までの道のりは正直キツく、本当にキツく(笑)、最後の岩によじ登る場面では各社のリーダーが笑顔で名前を呼び声を掛けてくれ、手を取ってくれ、身体を支えてくれました。ひとりでは、絶対に出来なかったと思います。

 

自然はみんなに平等で、コントロールできるのは自分のみ、そんなときこそご機嫌でいまを楽しむこと。

 

愛や優しさがお金になる時代

 

 

2つ目の学びは研修の中であった講義から、研修の主催をしてくださっているワールドユーアカデミー恵子さんからのお話からの学びです。

 

昭和から平成、令和と時代が変わる中で『価値』とされるものが変わってきている。ひとで無くて良い仕事は淘汰され、ひとでしか出来ない優しさや安心感に価値が生まれるということです。

 

小さなことで良いからありがとうと言われるとか、ひとの役に立ちたいとか、そういうのって結局ひとが作っていて、温かくて、惹かれます。

 

なぜかわからないけど気が良い場所だなと思う、なぜかわからないけどまた会いたくなる、元気を貰う。そういう目に見えないものを大事にして自分の価値を磨いていきたいと思いました。

 

垣根を越えてひとの成長に貢献する

 

 

今回の研修は13社45名もの方が参加した大所帯の研修でした。

それなのに、ほとんどみんなが進むべき同じ方向を見ていて、チーム一体となっていたことがとても印象的でした。

 

それはなぜか。

 

各社のリーダー、経営幹部の皆さんが、会社の垣根や立場を越えて、みんなの成長を希ってくれたからじゃないかな、と思います。

 

わたしはいま2名の事業部に所属しており、直属の部下はいません。けれどもそんなことは関係無くて、後輩の悩みを聞くとか、少し元気がない同期がいたら声をかけるとか、そういう小さなことでも、ひとの成長に貢献できるな、と。

 

実際に採用担当をしている中で学生に対しても、なにかを教えるというよりは『可能性や視野を広げてくれたらいいな』というフラットな感情で接することで、自然体のコミュニケーションが取れると感じています。

 

垣根を越えてひとの成長に貢献することで、チームが一丸となり、自分も元気になる。

 

足し算ではなく、掛け算方式でエネルギーを高める

 

 

上記の『垣根を越える』ということにも繋がっていますが、この研修に参加されている各社の皆さんは本気で日本、また世界を元気にしたいと思っています。

 

でも、さすがに1社では限界がある。

 

それが、2社なら、3社なら、10社なら?

 

エネルギーは足し算ではなく掛け算方式で大きくなり、場の振動数が上がる。同じ思いを持った会社同士が集まることでエネルギーはどんどん大きくなることを学びました。

 

みんなでシーカヤックに乗って、1本の光のように約15台のカヤックが繋がったとき。

有志が集まった早朝の太鼓練習中、ピンク色の朝焼けが有志の皆さんを照らしたとき。

楽しく真剣にダンスを踊って、ドローンに向かってみんなで手を振ったとき。

 

不思議だけど、大きな大きなエネルギーを肌で感じることのできた4日間でした。

 

今回の体験は自分だけのものじゃない

 

 

最後の学びは、この4日間の体験は自分だけのものではないということです。

 

今回この研修に参加させていただいたのは、社長の山崎さんを始めこれまで参加をしていた先輩方が、わたしたちが受け入れられる環境をつくってくださったから。また、わたしが研修に参加している間、社内では代わりに業務をしてくれる先輩や仲間がいました。

 

今回最高の体験をさせていただき、わたしは山崎文栄堂に入社してよかったなぁと心思いましたし、これを恩返ししていきたい、とも思いました。

 

わたしだけでは絶対にできない体験をしたからです。

 

今回わたしはこの研修に、平日の業務時間、会社のお金で参加させて頂いています。それってたぶん会社から愛を頂いていないとできないぁと思います。だからこそ、わたしも、社内に、社外にも、愛を返していきたいと思いました。

 

動に移すこと

 

  1. ①自然はみんなに平等で、コントロールできるのは自分のみ、そんなときこそご機嫌でいまを楽しむこと。
  2. ➁ひとがやらなくて良い仕事は淘汰され、ひとでしか出来ない優しさや安心感に価値が生まれる。
  3. ③垣根を越えてひとの成長に貢献することで、チームが一丸となり、自分も元気になる。
  4. ④エネルギーは足し算ではなく掛け算方式で大きくなり、場の振動数が上がる。
  5. ⑤今回の体験は自分だけのものじゃない。

 

以上の5つが、3泊4日の屋久島登山研修に参加させていただいたわたしの大きな学びです。

 

でも、これだけ多くのことを学んでも行動を変えないと意味がない。

 

わたしは以上の学びから、行動を変え、登山のときと同じように『楽しいエネルギーを広げていきたい』と思っています。

いまここでお仕事ができていることに感謝し、ひとの成長に貢献していきます。

 

4日間、念願の屋久島に連れて行っていただき、ありがとうございました!また行きたい!

 

(文章:小林かおり)