2019.10.28
カナダの冒険の旅で体験した『仲間とつながる』ということ(前編)
山崎文栄堂では、
お仕事を含む、人生全般を、志が同じ仲間とともに
お役立ちをしながら、自らも楽しみながら、過ごすことを大切にしています。
仕事とプライベートとか、上司と部下とか、お客様と提供者とか、なにか と なにか と分ける考えではなく、
一緒に取り組んだり、乗り越えたり、向き合っていく考えです。
そこで大事にしていることが、『信頼』とか『仲間とのつながり』ですが、
心の底から『信頼』とか『仲間とのつながり』を実感できたのは、私個人的には、とても最近の出来事でした。
今回は、清家美奈(せいけみな)の、2019年8月に行った、カナダ12日間のチームビルディングの冒険の旅での
体験をとおして、お伝えします。
(カナダ ペイトーレイク)
カナダ出発前、
事前にお客様には、『12日間、カナダ研修で不在にしますので・・・』とご挨拶をすると
『それは、旅行でしょ』とか、
『え!?研修でカナダ?しかも12日間?何するの??』
さまざまな、面白い反応を頂きました(笑)
普通に考えたら、おかしな話に聞こえるようですが、当社では4年前から社長の山崎と、専務の若狹が参加。
昨年と今年は、幹部の私も参加させていただきました。
(標高2,000メートル 秘境のカナダのロッジにて。右から山崎・若狹・清家)
研修自体は、
私たちがチームビルディングや経営者・幹部が会社・チームのあり方を学ぶ
ワールドユーアカデミーが主催しています。
そこで一緒に学ぶ、14社24名の経営者・経営幹部の方と一緒に
『仕事と人生と両方の繁栄を実現する』ということをテーマに、カナダ ロッキー山脈を中心に
仲間と大自然に向き合いながら体験を通して、楽しく学んできました!
カナダは
3,000メートル近い山が、 目の前に神々しくそびえたち、山々の上に、
雪のように見える氷河が、氷原となって存在しており、
今、私たちが地球に 確かにいるんだ、ということを感じさせてくれる、
圧倒的に美しい場所です。
(バレー・オブ・ザ・テン・ピークス)
そこで、大きな体験をしました。
今年は、地元のカナダの方もめったに登らないという、標高3,544メートルのマウントテンプルという山に、
12人の経営者・経営幹部の方と一緒に登りました。
マウントテンプルに登るためには、途中、クライミングの技術を求められる部分があるので、
登る前日に、クライミングのトレーニングを行いました。
人生初のクライミングだったのですが、最初に、登る クライミングの壁全体を見たときは、
『これは無理』だと思いました。
イメージとしては、25メートルプールのあの長さを縦、垂直において壁のようにイメージして頂いて、
そこを登りなさいといわれている感覚です。
(ハーネスを付けてクライミング!)
しかし、いざ登ろうと思って、壁に足や手をかけて、25メートル先のてっぺんを見上げると、
不思議と『登れるかもしれない』と思うのです。
次々と手や足をかけていくと、次はここに手をかけて、次は・・・と、だんだんと壁に不思議と、道が見えてくる。
本当にどこも手をかけるところがなさそうなところは、崖の途中で止まってしまうことがありました。
ですが、壁のふもとから、
『頑張ろう、下から僕が引き上げるから』と腰につけているハーネスという、
安全ベルトでつながれた仲間が支えてくれました。
それまで自分の力で登っていたところから、仲間を絶対的に信じて、ある意味、あけわたして、
息をあわせて、せーので吊ってもらいながらよじ登る。
そうやって、到達した25メートルの崖のてっぺんからは、想像もしなかった、
美しい景色が遠くまで広がっていました。
(ハーネスを付けて、
トレーニングの最後にトレーナーから言われたことは
『道具を信じて、仲間の中にある技術を信じて、そして、自分の中にある技術も信じれば、大丈夫だから』と
教えてもらいました。
このクライミングで学んだことは、
『仲間を信じて、明け渡す』ということ。(この感覚、初めてでした)
今まではリーダーとして、『自分が』引っ張っていこうとやっていました。
むしろ、それがリーダー像だと信じて、やってきたわけです。
でも、自力で崖を登っても行ける先には、限界があったように、
仕事でも同じことが起こっていることを実感したのです。
そして、一人だったら、諦めて降りることになっていたけれど、ハーネスで繋がれた仲間が、
支えてくれて、自分が諦めていた先のてっぺんへ、連れて行ってくれたのです。
この仲間が支えてくれた時に、『自分が』をある意味、あきらめて、明け渡して、お願いして、一緒にゴールを目指す、
仲間と一緒にやり遂げたこの感覚は、初めて味わうものでした。
そして翌日は、いよいよ、標高3,544メートルのマウントテンプル登頂を目指します。
この様子は、次回の【後編】でお届けしたいと思います!(もったいぶりました)
それにしても、こんな、
社長と幹部が12日間も会社を不在にしてカナダで研修を受けられる会社になるとは、
私が入社した14年前では考えられない事でした。
これも、ちょうど、8年前にそれまでの
『会社をつぶさないために、必死で競争のなかで勝ち抜くことが何より大事』だった
時代から、考え方をシフトさせて、
『幸せな社会を創り拡げていこう』と山崎文栄堂の企業としての
アイデンティティが大きく変化してきた、流れがあったワケです。
このお話も、機会がありましたら、こちらでお伝えしようと思います。
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